I went to the Air Self-Defense Force Hyakuri Air Base.
The Exhibition flight of F2 fighter jets and Blue Impulse are amazing!!
I am proud of the members of the Air Self-Defense Force.
I went to the Air Self-Defense Force Hyakuri Air Base.
The Exhibition flight of F2 fighter jets and Blue Impulse are amazing!!
I am proud of the members of the Air Self-Defense Force.
午後の三時、平日の西新宿にある高層ビル街に、通りを歩く人は少なく、歩道には春を感じさせる太陽の光が降り注ぎ、周囲にある高層ビルはどれもくっきりと輪郭を際立出せている。
これから訪れる場所ーー平和祈念展示資料館がどんなところかなのかを思い、展示内容を楽しみにしていた。
平和祈念展示資料館は、大東亜戦争にまつわる資料が展示されている場所で、住友ビルの33階にあった。
資料館の入り口は、オフィスビルの中にあるのだから当然といえば当然だが、ふつうのオフィスの入り口と何ら変わらなかった。
資料館の隣が、泉レストランサービスとかいう会社のオフィスであり(「泉」という名前がついているところをみると住友系の会社なのだろう思った)、その入り口とほとんど雰囲気が変わらないのが、可笑しいようでもあり自然なようでもあった。
展示内容は、一言でいうと落胆せざるを得なかった。
展示されている品々はや戦争当時のもので、パネル説明は細かな事実が書き連ねてあり、知らないことも多く、とても有益であった。
しかし、展示のどの一角を取り上げてみても「国家」というものを感じさせる空気感はなく、「戦争で多くの人が苦労しました。二度と戦争を起こさないようにしましょう」という、敗戦後、昭和の時代から言い古された、しなびた沢庵のようなフレーズが見え隠れしていた。

Sにとって自衛隊は、子どもころから30年間ほど身近な存在ではなかった。
結婚して千葉県の船橋に住むことになると、自宅の上空を自衛隊の航空機が頻繁に飛ぶのを、はじめは不思議そうに眺めていた。
あるとき地図を広げてみると、船橋周辺には自衛隊の施設が多く、そのことを意外に思った。
陸上自衛隊の駐屯地があり、演習場まである。自衛隊の演習場といえば富士山麓しか知識のないSは、自宅近くに演習場があることに驚き、関心を持った。
海上自衛隊の航空基地もあった。海が専門の海上自衛隊に航空基地があることが、軍事に疎いSにとってまるで理解できなかった。
調べてみると、対潜哨戒機の乗員を教育・訓練する施設であることを知った。
隣の習志野市や市川市、松戸市にまで目を広げると、数えきれないくらいの自衛隊施設と敗戦までの陸軍、海軍施設跡があり、信じられない思いだった。
ある年の初夏のころ、最寄りの海上自衛隊航空基地が一般開放することを知った。
Sは参加してみることにした。当日は、東武野田線の小さな駅から、基地へ向かうバスが特別に運行された。
バスに乗っている間は、車窓を見ていた。商店や民家を通り過ぎてしばらくすると、有刺鉄線が上端に付けられたフェンスが長々と張られ、背の高い草が一面に茂っている光景を見た。
そしてその草の先には、広大な滑走路が横たわり、ところどころに設置してある、飛行のための何かの施設小屋が、とても美術的な建築に思えた。
これがSの基地初体験である。
令和5年10月、海上自衛隊の航空基地が一般公開され、Sはまた参加した。