わたしはCubaseというDTMソフトを使っていた。
YAMAHAのシンセサイザーを買ったときに、バンドルされていたソフトだった。
長年使っていて慣れていたせいか、とても使い勝手がよく、気に入っていた。
このソフトで、バンドのオリジナル曲のデモ音源を何曲も作った。
わたしはデモ音源を作るのが好きだった。
DTMを使った作曲には、大雑把に分ければ、楽器は演奏せずに、デジタル音源素材を使って、曲を組み立てていくやり方と、実際に楽器を演奏して録音していくやり方のふたつがある。
わたしは楽器が好きなこともあり、実際にギターや鍵盤などの楽器を演奏して録音していく方法が好きだった。
ところが、パソコンのWindowsを10にバージョンアップしたら、Cubaseは使えなくなってしまった。
10に対応するバージョンを買えばいいのだが、無料で入手したソフトにお金を払う気にならなかった。
毎日使うソフトではないし、かねがねほかのDTMソフトも試してみたかったという理由もある。
そういうわけで5、6年、DTMソフトなしの音楽生活が続いた。
音源を作りたくてもそれができないので、不満が募っていた。
ある日、CakeWalkというDTMソフトが無料で使えるのを知った。
ネットからダウンロードを試してみたがうまくいかない。なんでうまくいかないのか、理解できなかった。そもそもダウンロードできたのかも分からなかった。自分がバカになった気持ちであった。
それから2年ほどしたきょう、ふとCakeWalkをまた使ってみようと思い立った。
今回はスイスイとダウンロードとインストールができて、インターフェイスとの接続もスムーズにいき、すぐにソフトが使えるようになった。