令和五年12月24日 余命

夕方、近所に住む年配の女性が家に来た。

小柄な人である。

彼女の家は事業を営み、自宅は大きい。

少し前、事業を廃業した。

大きい自宅を手放して、夫とともに小ぶりな家に住み替えるという。

引っ越しの挨拶に来たのだ。

彼女は自分の余命は病気のため半年だと言った。

病気にかかっているが、見た感じは、治療のためか髪を短く切っていることもあり、多少以前ほどの活力は感じなかったが、十分に元気だ。

話は普通にできる。

普通に歩ける。

普段の生活はもとのままできるようだ。

目の前にいるそんな人が、半年後に病気で亡くなるなんて信じられない。

何かをしてあげたいが、何をしていいのか分からない。

もどかしい。