令和6年1月30日 人生を生き抜く

人は誰もが自分の人生を肯定して死んでいく

Sはかねがね、こう思っている。

高齢者に人生で後悔したことを聞くと、「チャレンジしておけばよかった」という答が返ってくるらしい。

でも、チャレンジしなかったことは後悔しているが、自分が歩んできた人生そのものを後悔しているわけではなかろう。

自分の人生を否定することは辛すぎる。

恐らくDNA的にそれはできまい。

どんな人生を送ったとしても、「自分は大きな成功はしなかったが、まずまずこんなもんであったろう」と感じるのではないか。

こういうことは、高齢者に質問しても、的外れな答が返ってくるだけである。

「我が人生に悔いなし」と言って死んでいくためには、自分のうちから湧き上がる使命を感じながら生き抜くことであろう。(使命とは、萬物から感じる天命とつながっている気がする。)

後悔しないためには、生き「抜く」ことである。

使命、天命に従い、生き抜く。

使命、天命は遥か彼方にあるのではない。

足元にすでにある。

足元から掬い取って、自分自身を取り戻すことである。