令和五年11月7日 嵐

目覚めた。

十分寝た気持ちだから、もう朝6時くらいだと思うが、障子越しに見る外は暗い。

まだ4時くらいなのだろうか。

訝しい気持ちで、枕元のスマホを見るとやはりもうすぐ6時になるところだ。

布団から起き上がり、窓を開けて外を見ると、空は灰色の厚い雲。

嵐のような風が吹き付け、雨粒も風に飛ばされている。

風は衰える様子はない。庭の背の低い木が急角度で揺れている。

隣の家の庭に、柿の木がある。2階建て住宅の屋根を越える高さだ。

橙色の柿がたくさん実っている。枝が強い風に吹かれ、柿の実も大きく上下左右に動く。

遠くにある大木は、ぐおんぐおんと龍の頭のように右へ左へ大きな振幅で、木全体を揺らしている。まるで子供の頃テレビで見た怪獣だ。

きょうは午後、佐野へ帰る。