アヒージョという料理がある。
イタリア料理らしいが、イタリア語っぽくないと、イタリア語を知らないわたしは思っている。
妻のお気に入りの料理のひとつだ。
妻がつくったアヒージョを何回か食べて、おいしいなと思っていた。
ある日、自分で作ってみることにした。
つくる理由はとくになかった。
突然、つくってみようと思い立った。
わたしは最近、こういう突然の思いつき、それは直感というほどではないにしても、そういう思い付きを大事にするようにしている。
なぜなら、そのほうがうまくゆくと思うようになったからだ。
これも直感だ。
アヒージョの話であった。
作り方は分からないので、レシピをネットで見た。
まず、鍋にオリーブオイル150ccを入れると書いてある。
そんなに大量のオリーブオイルを1回の料理で使ったことはなかった。
驚いたが、勇気をもって、オリーブオイルを計量カップで計って鍋に入れた。
にんにくをオリーブオイルの中にいれた。
にんにくの冷蔵庫にあった2種類のきのこを鍋のなかの大量のオリーブオイルのなかに入れて煮た。
さばの缶詰を汁ごと鍋にいれた。
茹でてあったブロッコリーやカリフラワーなどの野菜も鍋に入れた。
軽く煮込んで出来上がった。
恐る恐る食べてみた。
旨かった。
初めて作ったのに旨くできて、なんだか不思議な感じがした。
