エリック・クラプトン、ジェフ・ベック。
ロック第一世代のスーパーギタリスト。
俺はいまでも二人のギタープレイに憧れている。
永遠のスーパーギタリストでありギターアイドルである。
ふたりはロンドンでジミ・ヘンドリックスのライブを見た。
見終わったとき、きっとこう感じただろう。
俺たち、もうギターはやめよう。
ふたりともギタープレイの革新者だった。
当時のブルースロック界の先頭集団だった。
これからも新しいことにチャレンジしていくつもりだった。
それが、ジミはふたりがやるべきことをすべてやっていた。しかも桁違いのレベルで。
もうふたりにはやることがなかった。
ギターは廃業しよう。
そう思ったのは正解だった。
ふたりにとっての苦しみが始まった。
1970年、ジミがなくなった。
重しが取れたような気持ちになった。
同時に、追いかけていくものもいなくなった。
ふたりはそれぞれ、独自の道を進むことに迷いがなくなった。