令和五年10月15日

けさは雨の降る音で目覚めた。

スティーブ・ルカサーの演奏を見た。ギターを弾いて、すべての曲でボーカルを取っていた。

SLのギターの構えは様になっている。おれは、ギターを担いだときの自分の立ち姿を鏡で見ると、いつもカッコ悪と感じている。

SLの弾き姿を、お手本にしようと思った。

昼から北千住でバンドリハである。朝10時くらいに家を出た。雨は思いのほか強く、駅に行くまでにズボンが濡れてしまった。

濡れたズボンを履いて、これから何時間も過ごすのはいやだなと思った。濡れた感触がうっとおしいし、からだが冷えて体調を崩すかもしれない。楽しみでやっているバンド活動で、体調を崩すのは不本意である。

北千住の駅ビル、ルミネ5階のユニクロでズボンを買おうと思った。ユニクロに入り、店員にズボンの棚の場所を聞いた。棚からズボンを出して、フィッティングルームで試着した。

ここまで履いてきたズボンは濡れているので、いま試着しているズボンを履いたまま会計しようと思った。

フィッティングルームにいるスタッフに、ズボンのタグを切ってもらい、試着したズボンをそのまま履いて、タグをレジまで持っていってお金を払った。

濡れたズボンのうっとおしさから解放されて快適である。

きょうはドラマーMが参加した。一緒に演奏するのは初めてだ。気持ちのいいリズムをたたいてくれた。

リハを終えてスタジオの外に出ると、雨はやんでいた。

いま、中古の日記文学を読んでいる。「土佐日記」「蜻蛉日記」「更級日記」「和泉式部日記」、近世の「奥の細道」を読んだ。

日記と旅と人生は、ひとつの世界を形成している、というようなことを、日記文学を読みながら考えた。

人生はまさに旅であり、旅の1日1日、その記録や考えたことを書きつけるのは日記だ。
この3つは密につながっていて、その総体が一方向に進んでいるようでもあり、3つが循環しているようでもある。