令和五年11月10日 ブラックレイン

映画ブラックレイン

80年代

リドリー・スコット監督

改めて見た

ストーリーは単純だったのが意外。

サトウ(松田優作)がニューヨークで偽ドル札をつくるための原版を、やくざの親分から奪い取る。

サトウは大阪へ護送されるが、大阪空港で逃げだす。

マイケル・ダグラスと高倉健がサトウを捕まえる話。

あるいは、マイケル・ダクラスと高倉健が偽札の原版をサトウから取り返す話。

タイトルのブラックレインとは?

和服を着こなしたやくざの親分(若山富三郎)。

自宅の応接間。

連れてこられたマイケルが、少しおびえて窮屈そうに座っている。

親分はマイケルに凄みをきかせて、こう話す。

俺が子どものころ、お前たちアメリカ人が爆弾をまちに落とし、俺たちは3日間、防空壕に逃げていた。

3日たって外に出た。

黒い雨が降ってきた。

マイケルは黙って聞いていた。

☆   ☆

この話の直前、映画のポイントとなるセリフがある。

アメリカは日本に価値観を押し付けた。

その結果、サトウのようなMoneyだけを考えるヤツが出てきた。

こんな意味のことを言う。

空から降って来た黒い雨は、アメリカの価値観。

雨粒を浴びて、価値観が変わってしまった日本人。

ストーリーは単純だけども、興味深いメッセージが映画には込められている。

☆   ☆

降り注ぐ
アメリカ思考
黒い雨
マネー重視の
サトウ生み出す