最近、芭蕉が書いた「おくの細道」「笈の小文」を読んでいる。
旅に病んで
夢は枯野を
かけめぐる
芭蕉、辞世の句。大坂で詠んだ。
芭蕉は旅に生きた。
旅に出て
旅に苦しみ
旅に病む
旅を住処に
生涯閉じる
芭蕉のような生涯を送るのも幸せかもしれない。
まだ俺には、その覚悟ができていない。
地元の地名について、さらに書く。
地元に、木下街道という通りがある。「木下」で「キノシタ」ではなく「キオロシ」と読む。
浦安から市川、船橋、鎌ヶ谷を北へ向かって走り、利根川につきあたる。そこが「木下(キオロシ)」という町である。
江戸時代、木下では利根川の上流から運んできた材木を陸揚げしたのかもしれない。「木を船から下ろす」でキオロシ。
このように考えているのであるが、如何であろうか。
地名とは、地域に慣れ親しんだ、住民の財産である。
文化や歴史と密接に関わっている。
どこかでこんなことを読んだ。まことにそのとおりである。
